フィットネスバイクを使うときはただ闇雲に漕ぐのではなく、心拍数を基準に負荷を調節しましょう。
息が上がるほどの負荷をかけると「無酸素運動」になり、かえって消費カロリーが少なくなるためです。
具体的には、会話ができるくらいの負荷で20分以上続けるのが望ましいです。
目的によっては、負荷を少し上げてもいいでしょう。最大心拍数(220−年齢)を基準にして、運動中の心拍数を以下のように調節します。
【目的別の心拍数の目安】
- ウォーミングアップ:最大心拍数の50〜60%(0.5〜0.6倍)
- ダイエット・健康維持:最大心拍数の60〜70%(0.6〜0.7倍)
- 体力向上:最大心拍数の70〜80%(0.7〜0.8倍)
30歳の方がダイエット目的で行う場合は、
(220−30)×0.5=95
となり、心拍数が95回/分となるような負荷でフィットネスバイクを漕ぎます。
心拍数計測機能付きのフィットネスバイクであれば、ハンドルを握るだけで心拍数を計測できるため便利です。
最近は心拍数機能付きのスマートウォッチも多いため、そちらを利用してもいいでしょう。
参考1: 筋グリコーゲン
- e-ヘルスネット(厚生労働省)
参考2: 心拍数と運動強度(健康長寿ネット)