ウォーキングとフィットネスバイクどっちが痩せる？消費カロリーを比較

「ウォーキングとフィットネスバイクってどっちが痩せるの？」
「消費カロリーはどれくらい違うの？」

このように気になっている方もいるのではないでしょうか。ダイエットをするなら、ウォーキングよりも消費カロリーが高いフィットネスバイクの方が効率的です。

今回はウォーキングとフィットネスバイクの消費カロリーと、どのような方に向いているのかを解説します。有酸素運動を取り入れようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

※「エアロバイク（AEROBIKE）」はコナミスポーツ株式会社の登録商標であるため、本記事ではフィットネスバイクと表記しています。

ウォーキングとフィットネスバイクどっちが痩せる？

フィットネスバイクとウォーキングを比べると、痩せやすいのはフィットネスバイクです。フィットネスバイクの消費カロリーは、ウォーキングの約2倍です。

ただし消費カロリーが高くても、運動を継続できなければ意味がありません。

ウォーキングとフィットネスバイクはそれぞれ特徴が異なるので、自分に合ったほうを選んで継続することが大切です。

記事の後半では、ウォーキングとフィットネスバイクはそれぞれどのような方に向いているかを解説しています。

ウォーキングとフィットネスバイクの消費カロリーを比較

有酸素運動の消費カロリーはMETs（メッツ）を使って求めます。

メッツとは安静にした状態を1として、その何倍のエネルギー消費をするか示した運動強度の指標です。運動の内容に応じて、それぞれメッツが定められています。

メッツを用いた消費カロリーの計算方法は次の通りです。

消費カロリー（kcal）＝METs×時間×体重（kg）

ウォーキングおよびフィットネスバイクを30分実施したときの消費カロリーを、体重ごとに紹介します。

ウォーキングの消費カロリー

ウォーキング（時速4km程度）の運動強度は3メッツなので、「消費カロリー（kcal）＝METs×時間×体重（kg）」に当てはめると、30分運動したときの消費カロリーは次のようになります。

体重	50kg	60kg	70kg	80kg
消費カロリー	79kcal	95kcal	110kcal	126kcal

歩く速度や時間を増やすと、消費カロリーは増加します。消費カロリーを増やしたいのであれば、少し早歩きでなるべく長く歩くようにすると良いでしょう。

フィットネスバイクの消費カロリー

フィットネスバイクを時速15kmで漕いだときの運動強度は5.8メッツです。30分運動すると消費カロリーは下記のようになります。

体重	50kg	60kg	70kg	80kg
消費カロリー	152kcal	183kcal	213kcal	244kcal

消費カロリーはウォーキングの約2倍なので、効率的に脂肪を燃焼できます。ただしバイクの負荷設定によって強度は変化するため、実際の消費カロリーはフィットネスバイクに搭載されたカロリー表示機能で確認しましょう。

フィットネスバイクの負荷設定については、次の記事で詳しく解説しています。

ウォーキングとフィットネスバイクどっちが良い？それぞれの特徴と向いている人

消費カロリーの観点では、ウォーキングよりフィットネスバイクのほうがダイエットに向いています。しかし痩せるためには、継続しやすいほうを選ぶのも重要なポイントです。

ウォーキングとフィットネスバイクの特徴と向いている人をそれぞれ解説するので、どちらが自分に合っているか考えてみましょう。

ウォーキングの特徴と向いている人

ウォーキングの良いところは手軽な点です。ウェアとシューズがあれば始められて、大掛かりな器具を用意する必要がありません。

買い物や仕事の合間などスキマ時間に運動できるため、生活に取り入れやすいのも魅力です。ただし体重が重いと膝への負担が高いおそれもあり、長時間運動する場合は注意が必要です。

【ウォーキングが向いている人】

• 気軽に運動を始めたい
• 外で運動するのが好き
• 運動する時間を長く確保できる
• 久しぶりに運動する

フィットネスバイクの特徴と向いている人

フィットネスバイクは室内で運動できるのがメリットです。ウォーキングのように運動場所を確保する必要がなく、天候に左右されることもありません。

スマホを操作しながら、テレビを観ながらなど「ながら運動」ができるため、「ただ運動するだけだと楽しくない」という方でも継続しやすいでしょう。

また、フィットネスバイクは膝への負担も少なく、体力に合わせて負荷調整もできます。

【フィットネスバイクが向いている人】

• 運動する時間を長く確保できない
• 室内で運動したい
• 体重が重く関節に不安がある
• 負荷を徐々に上げていく運動を取り入れたい

ウォーキングとフィットネスバイクに関するよくある質問

ウォーキングとフィットネスバイクに関するよくある質問をまとめました。

ウォーキングやフィットネスバイクで痩せる部位は？

ウォーキングやフィットネスバイクでは全身の脂肪が燃焼されて、まんべんなく痩せていきます。特定の部位が痩せるわけではありません。

フィットネスバイクの部分痩せについては、次の記事で詳しく解説しています。

フィットネスバイクはウォーキングの代わりになる？

フィットネスバイクはウォーキングの代わりになるといえます。フィットネスバイクもウォーキングも、同じ有酸素運動であるためです。
運動を継続するうえで、フィットネスバイクは天候や時間に左右されない点がメリットです。室内でウォーキングを行いたい場合は、ランニングマシンを利用しても良いでしょう。

ウォーキングとフィットネスバイクは両方やったほうが良い？

ウォーキングとフィットネスバイクはどちらも有酸素運動なので、特に理由がなければ同時に取り組む必要はありません。

もし両方に取り組む場合は、下記のようにシーンに応じて使い分けるのがおすすめです。

• フィットネスバイク：雨の日、時間がない日
• ウォーキング：晴れの日、時間がある日

また、運動の内容に飽きがこないようにする目的で、両方に取り組んでも問題ありません。

おすすめのフィットネスバイク3選を紹介

消費カロリーの観点から、ダイエットにはフィットネスバイクが向いています。

ただしフィットネスバイクやウォーキングのような有酸素運動では、継続しやすさも重要です。自分の好みや生活スタイルにあわせて、運動を選びましょう。

フィットネスバイクとウォーキングが向いている人は、それぞれ下記の通りです。

	向いている人
フィットネスバイク	・運動する時間を確保できない ・室内で運動したい ・体重が重く関節に不安がある ・負荷を徐々に上げていく運動を取り入れたい
ウォーキング	・気軽に運動を始めたい ・外で運動するのが好き ・運動する時間を確保できる ・久しぶりに運動する

「室内で運動したいけど、ウォーキングがいい」という方は、ルームランナーを使用するのもおすすめです。

最後に、おすすめのフィットネスバイクとルームランナーを3つ紹介します。自宅で運動したい方は、ぜひ参考にしてください。

BW-FNB01

出典元：YouTen

本体価格（税込）	17,800円
本体サイズ（展開時）	幅：1080mm/ 奥行き：495mm/ 高さ：1020mm
本体重量	20kg
負荷の調整段階	16段階

体格にあわせて48通りの組み合わせが可能なフィットネスバイクです。

16段階の負荷調整ができるため、初心者から上級者まで幅広い方が使用できます。家族で共有したい方や、トレーニングメニューによって負荷を変えたい方におすすめです。

また静音性能が高く、漕いでいるときの音が小さいのも魅力。夜遅くや早朝にトレーニングする場合も、騒音を気にせずに使用できます。

BW-SRM16

出典元：YouTen

本体価格（税込）	37,900円
本体サイズ（展開時）	幅：645mm / 奥行き：1,446mm/ 高さ：1,210mm
本体重量	約37kg
速度範囲	1km/h〜16km/h

コンパクトな折りたたみ式のルームランナーです。部屋が広くない家庭でも使用できます。

キャスターが付いており、女性でも簡単に移動できるのが嬉しいポイントです。

加えて、下記のような性能も備わっています。

• 衝撃吸収クッション
• 傾斜角度3段階調節
• 速度1〜16km
• 連続使用時間100分
• プログラム20種類
• 耐荷重130kg

コンパクトなだけでなく、思い切り走れるのが魅力です。

YT-SHM8

出典元：YouTen

本体価格（税込）	18,800円
本体サイズ（展開時）	幅：約520mm / 奥行き：約1015mm / 高さ：約1010mm
本体重量	約23kg
速度範囲	1.0km/h～8.0km/h

6色展開で、インテリアとも馴染みやすいデザインが魅力のルームランナーです。スマホホルダーやドリンクホルダーなどが付いた、使いやすい設計になっています。

また、自動で速度を調整してくれるプログラムが8種類搭載されています。「どのようにトレーニングしたらいいかわからない」という初心者でも安心です。

コンパクトな折りたたみ式で、組み立ても簡単です。説明書は日本語なので、組み立て方がわからずに困ることもないでしょう。